恋
皆さん忘れられない恋はしたことありますか?
は?男なんか忘れるもんやろと思っていた辻がようやく忘れられねぇ恋というものを経験いたしまして、昔ならそれを歌詞にするようなキャラやったんですけど
それもおこがましいと思うくらい本気の恋というものを3年前経験しました。
愛及屋烏という四字熟語があるように、本当に好きになった相手ができると好きな人の屋根に止まる鳥でさえ愛おしく思うもので、歳のせいもあり、あの様な恋愛は2度とすることがないだろうなと考える事が多い日々です。
初めて好きな人と2人で話した時は天にも登る様な気持ちで、実習で疲弊したスーツ姿で寒さに耐えながら何気ない話を2人でしたなと11月になると思い出します。
初めてくれたカフェオレは砂糖無しで、ほろ苦く暖かく。
ジャガイモが嫌いなことを言い出せずに我慢したポテトフライ。
一つ一つの思い出は月日が経つに連れ美化され、思い出の1ページとなり記憶されていきます。
ポエマーみたいですね。
シンガーソングライター辻ゑりなという肩書を捨てて3ヶ月経ち、11月20日チセツナガラが始動致しました。
歌って鍵盤叩く人が鍵盤叩く人に大変身
20キロあったキーボードは12キロのキーボードに新調し、大好きな赤色のキーボードに泳がされながら曲を作っております。
値段相応の技術を身につけんといかんね。
チセツナガラの「キャラメル」は10代の恋愛観を詰め込んだ一曲で、始まりのフレーズが思いついた瞬間、あーー私っぽいリフやなと思いつつ、こんな曲どうでっしゃろと持ち込んだ曲です。
今のメンバーが揃ってから初めて1から作った曲でもあり、愛着が湧いております。
みんなも可愛がってあげて。
まぁこれまたボーカルの小唄ぺこがいい歌詞を書いてくれまして、あーーわかるわーと思うストーリー
小唄って名前なだけありますねぇ。
チセツナガラのメンバーの出会いはほんの少しドラマティックなんです。
まず小唄ぺこ
小唄ぺこは、元々私の親友の推しでした。
飲みにいくたびキャスを見せられ、高校の時ライブを見に行ったり、大学に入ってからも何度かライブを見たりとなんとなく縁があり
どっぷりと私がぺこのキャスを見る様になったのが、前述した好きな人と別れてからでございます。
そこから一緒に何人かとオンラインゲームをする様になり、バンドをしないかとのお誘い。
最初は遊び程度にすればいいかと思っていたのですが、ギターのまみくんが入ってからガラリと変わりました
まみくんと小唄ぺこの出会いは小唄ぺこのブログに書いてあるので割愛。
まみくんは今ではお兄ちゃん的な立ち位置で、今ではほんわかお兄ちゃんキャラですが、出会った当初はカチューシャ!ピンクのグラサン!滑舌悪い!と辻は得意の人見知りを発動
最初会ったときはまみくんの滑舌が悪すぎて何を話しているか理解するのに1ヶ月かかり、しばらく小唄ぺこの翻訳を使いながら会話してました。
ベースのまゆは最年少ながらお母さんキャラでもあり、天然さんです。
合宿にて温泉に入ったときオッパイ触らせてやって言うたらいいですよ!と満面の笑みで差し出してくれ強烈な印象を受けました。
夜ご飯の皿洗いのスピードも尋常じゃなく、あ、この子人柄も要領もいいし、めちゃくちゃ覚えるの早そうと言う勝手な見解で彼女のライブを見てからすぐオファーをかけました。
多分まゆも3つも上の辻にいきなりオッパイって言われて困惑したと思います。
ドラムのナオトは1つ下の男の子で、ニコニコ笑っていたドラムの演奏が見れなくなるのはもったいないなぁと思い誘ったのがきっかけです。
彼がチセツナガラに加入したのが7月
すぐにレコーディングを行い今のCDが出来ました。
2日間ぶっ通しで録音したスタジオを後にするときベースのまゆが「なんか寂しいですね」って言ったのがとても印象深く、寂しいなんて言わせるバンドにしたくなくて、これからもこの先も何回もレコーディングやライブ、MV撮影をこのメンバーでできたらいいなと思っております。
まぁこんなふうにチセツナガラは仲がいいバンドで、他にサポートしてくれている方々含めチーム一丸となって活動しております。
稚拙ながら始めさせて頂きます。